衛生組合の仕事

【北本地区衛生組合の仕事】

@ し尿・浄化槽汚泥を計量します。

  4市町から収集搬入されたし尿・浄化槽汚泥を、種別、業者別・市町別にトラックスケールで計測します。 
トラックスケールによる計量

A し尿・浄化槽汚泥を処理します。

  計量されたし尿・浄化槽汚泥を、ドラムスクリーンを使用して、夾雑物と汚水とに分離します。
ドラムスクリーン・内部

B し尿・浄化槽汚泥を硝化・脱窒素処理します。

  一定時間隔で「投入・曝気・停止」を繰り返し、アンモニア態窒素を酸化態窒素に変え、酸化態窒素を無害な窒素ガスに変える「硝化・脱窒素」処理をします。
アンモニア態窒素→酸化態窒素→窒素ガス

C 汚水を濃縮処理します。


  発生した汚水は、遠心濃縮機により濃度の高い汚泥と汚水に分離され、返送汚泥と余剰汚泥とに区分されます。
遠心濃縮機・内部
<遠心濃縮機により区分された返送汚泥は第1反応槽に、余剰汚泥は汚泥貯留槽に送られます。>

D 環境への影響を削減します。

  し尿・浄化槽汚泥を生物処理して、発生する汚泥の量を削減し、自然界に与える影響を削減します。
汚泥は第1反応槽で生物処理を行います。

E 高度処理を行い放流する水をきれいにします。


  砂ろ過・活性炭吸着処理を行い、河川に与える影響を削減します。
砂ろ過・活性炭吸着塔 砂ろ過・活性炭吸着処理によって浄化された処理水

F し尿・浄化槽汚泥を殺菌して衛生的にします。

  し尿・浄化槽汚泥を次亜塩素酸ソーダを使用して、病原体や寄生虫卵を殺菌し、他への伝染を防止します。
接触槽に次亜塩素酸ソーダを注入して殺菌処理します。

G 大気への影響を削減します。


  余剰汚泥の発生量を抑えて、汚泥焼却による大気に与える影響を削減します。
生物処理を適切に行うことにより余剰汚泥の発生量を抑制します。

H 肥料を作ります。

  汚泥の焼却段階で発生する「灰」を有効利用し、大切な資源として活用します。

I 自然環境を大切にします。

  敷地内には多くの樹木を植樹し、自然環境を保護します。
緑地帯に樹木を植樹し、自然環境を保護します。 緑地帯に樹木を植樹し、自然環境を保護します。

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